どうしても身の回りにいる人達の意見をもとにして地域活性化には取り組んでしまいます。かくいう自分も高校の頃はは、周囲に意見を聞いてそれをもとに取り組みをしていました。しかしながら、本来長いスパンで地域での事業成果を目指す場合には、その地域が取り巻く状況について考えていかないと、短期的には成果がでても、中長期的には全く無意味なものであったりすることも多くあります。どうしても地域で意見を聞いていくと、目の前にある課題解決を投げかけられることが多いので。
そういう意味で、先日の国交省レポート「国土の長期展望」も重要ですが、地域別将来推計人口も頭に入れておきたいデータです。特に地域内経済において内需は極めて大切であり、内需は人口に即して変化している面が大きいです。
とはいえ、近年では自動車、さらにインターネットによって地域商圏という概念そのものが変わってきてしまっているので、市町村や都道府県という区切りが決して正解ではないですが、おおまかなトレンドをみるということで有効です。トレンドは流れがわかり、大体どれくらいどうなるかを頭に入れておくことが大切で、極端な話、流れや桁を違わなければ細かな違いはどうでもよいと思っています。
ということで、あなたのまちの人口は今後どのような構成に変化していくのか、ぱっと言えない方はぜひ以下から調べてみることがおすすめします。
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