さて、6/26に北海道八雲で狂犬ツアーを開催してきました。当日参加だけでも50名を超える参加がありまして、久々でしたが知人のところをまわって稼ぐまちづくりの話をしてまわるのは、テキストで情報を伝える以上に大切だなと思わされました。今年は少し各地いった時に頑張って開催してまわりたいなと思います。

当日の話を動画で収録してありますので、気になる方はぜひどうぞ。


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【開催時募集メッセージ】
狂犬ツアーは、参加費だけで勝手開催する木下自主開催の地域で民間によるまちづくり事業を仕掛ける人向けの勉強会です。そんな勝手開催でふらふらとやってきましたが、この3年で全国各地で開催し既に、全国での動員数1000人を超えました。北海道では札幌でこそ開催したことがあるものの、それ以外では今回の八雲開催がお初でもあります。

北海道に今後求められるのは「稼ぐ」というテーマです。ある意味で北海道の開拓黎明期はまさに農林水産業をベースとして稼ぎ、生活基盤を作り出すということと向き合った時代でしたが、その後にはある意味での国の統治機構の中で稼ぐより優先される事象に翻弄されてきたとも言えます。農業生産においても元々、小豆や砂糖の原料となるサトウダイコンなどと付加価値の高いものを創り出し、さらに加工食品などにも進化させてきたわけです。しかし日本の人口爆発時期には安くたくさんの農作物を作ることに焦点が当てられたことで、付加価値が疎かになってきた時代もありました。しかし人口減少社会に入り、北海道は今一度付加価値と向き合う時代となり、さらに観光などの領域でも全国有数の可能性を秘めています。今一度「稼ぐ北海道」を目指す上で必要なポイントをもとに解説し、実際に小さなところからでも動く話ができればと思います。

また当日会場でも質疑応答なども設けるので、日頃地元で何か取り組みをされている方はその中から聞きたいことなども積極的に投げかけていただければと思います。

話し手
木下 斉 
(一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事、一般社団法人公民連携事業機構理事、内閣府地域活性化伝道師など)

1982年生まれ。
1998年早稲田大学高等学院入学、在学中の2000年に全国商店街合同出資会社の設立並びに社長就任。2000年新語流行語「IT革命」受賞。2005年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、2007年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。熊本城東マネジメント株式会社代表取締役、勝川エリアアセットマネジメント取締役など各地のまちづくり会社に出資、経営参画している。また、全国各地の事業型まちづくり会社の連携組織である一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事のほか、一般社団法人公民連携事業機構理事、内閣府地域活性化伝道師なども務める。

主要オンライン連載 2016年東洋経済オンライン「いいね!」大賞受賞
東洋経済オンライン「地方創生のリアル」

主要著書
「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」(単著)ダイヤモンド社
https://amzn.to/2LD4SMt
「福岡市が地方最強の都市になった理由」(単著)PHP研究所
https://amzn.to/2VU4i15
「地方創生大全」(単著)東洋経済新報社
「まちで闘う方法論:自己成長なくして、地域再生なし」(単著)学芸出版
「稼ぐまちが地方を変える-誰も言わなかった10の鉄則-」(単著)NHK新書
「まちづくり:デッドライン」(共著)日経BP
「まちづくりの経営力養成講座」(単著)学陽書房